太古の眠りから覚めた大滝

「まさしく『なんだこれ!』でしたよ」「黄金の大滝」を発見した小野寺秀和さん(55)は当時の感動をこう表現した。真っ暗闇な洞窟のわずかなすき間に体を滑り込ませ、遠くに聞こえる水音を目指してはうように前進した。突然、広い空間に出た。その竪穴の天井からは轟音とともに水しぶきとなって水が降り注いでいた。しばらく呆然と立ちつくす小野寺さんと相棒の竹内健次さん(56)。2人でほおをつねりあったのを昨日のことのように覚えている。
静岡県浜松市。浜名湖の北東8キロに位置する竜ヶ岩山(359メートル)の南麓に口を開ける竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)は総延長1キロ。東海地方で最大規模の鍾乳洞だ。(写真報道局 山田俊介)
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