雪国駆け抜ける”昭和の顔” 金沢発、22時15分。上野に向かう夜行急行「能登」に乗り込んだ。真っ暗な日本海と雪にすっぽりと覆われた北陸路をボンネット形電車が静かに走る。振動が少なく昭和を代表する名車両であることを実感させられた。

夜明け前の北陸路を、終着金沢に向けて走る急行「能登」。ボンネット形は昭和を代表する名車両だ =午前6時22分、北陸線石動ー倶利伽羅間
ボンネット形電車のルーツは昭和33年までさかのぼる。151系特急「こだま」の登場だ。高度成長が軌道に乗り、列島の大動脈・東海道線のスピードアップと輸送力増強が求められていた。
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